何世紀という時の流れの中で

2008年-2010年 – 21世紀

2008-2010 : 大理石の中庭の屋根の完全修復

2007年から、1999年の暴風雨によってもたらされた損傷を修復するために、街側の宮殿の中心部分の屋根の修復が開始されました。それは、屋根組と屋根板の修繕、手すり、アレゴリー、そして「ポ・ア・フー」と呼ばれるオーナメントなどの彫刻類の強化または交換、屋根窓や鉛と亜鉛の棟包みの交換や金泥塗り、内側の庭周辺の建築物の修復などの作業です。これらの作業は、Monnoyeurグループのサポートにより実現し、彫刻類の装飾と際立って美しい彩色が豊かに混ざり合ったバロック風の美が少しずつ宮殿に戻っています。

大理石の中庭、2010年、ヴェルサイユ、ヴェルサイユ宮殿とトリアノン国立博物館© EPV/ジャン=マルク・マナイ

ヴェルサイユの大理石の中庭