何世紀という時の流れの中で

1785年 - 18世紀

1785 : 街側のファサードを再建設する« 大プロジェクト »

1783年、ルイ16世は宮殿の再建設プロジェクトを再開したいと望みました。ガブリエルの「偉大な設計」を再開させないことを決め、王室建造物局総監であったダンジヴィレ伯爵が複数の建築家にアドバイスを求めました。示されたプロジェクトは壮大なものばかりで、国王は提案された案のどれに対しても財政を拠出できませんでした。

未完成のガブリエル翼(1771-1775)は今日でもその姿をとどめています。1785年には、マリー=アントワネットのための小さな劇場として整備されました。1771年に計画された階段は、1982年-1985年にようやく建設されたのです。

王の中庭にある対の建物は、1814年から1821年の間の、宮殿の建築家アレクサンドル・デュフールによる建設を待たなければなりませんでした。

ヴェルサイユ宮殿の再建設の「偉大なプロジェクト」の提案、入り口の中庭側。サン・ピエトロ大聖堂のコロナードを模倣したヴェルサイユ宮殿の再建設プロジェクト、1780年ごろ、フランス人建築家マリー=ジョセフ・ペイル(1730-1785)ヴェルサイユ、ヴェルサイユ宮殿とトリアノン国立博物館© RMN (ヴェルサイユ宮殿)/ジェラール・ブロ

ヴェルサイユ宮殿の再建設の提案